大阪府阪南市の小学校で、子どもたちがちょっと珍しい発表会を行いました。
手作りの寄席で「落語」の発表会です。
阪南市の上荘小学校で開かれたのは、240人の児童の落語発表会。
【5年生・北口亭くもん】
「『ちりとてちん』言うて、鼻にツンときた時が食べごろゆうて、今一番ええとこですわ。あぁ~ん、美味しい!」
「ほんまかいな!」
この小学校は3年前から落語家を招いて、子どもたちに毎日、落語の特訓をしているそうです。
芸名も子どもたちのオリジナルです。
【1年生・さくら亭ぶどう】
「先生、頼みます」「うーん、手遅れやな」「手遅れって、今屋根から落ちたところです。これで手遅れならいつ連れてきたらええねん!」「落ちる前なら何とかなった」
【1年生・わかさ亭わに】
「おい、すし屋!おめぇ今トイレに行ってきたけど、ちゃんと手は洗ったんか?」「へい、2つ3つ握ればキレイになります」
【子どもたち(終了後)】
「前よりもみんなの前で話せるようになった」
「ちゃんとした舞台で一人で、いっぱいいろんなお客さんを笑わせてみたい」
子どもたちの夢はプロの噺家ということで、どうやらお後がよろしいようです。
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