全国的にノロウイルスが猛威を振るっています。
滋賀県多賀町の特別養護老人ホームでは、19人が嘔吐などの症状を訴え、ノロウイルスの感染が確認された97歳の女性が死亡しました。
ノロウイルスの集団感染が確認されたのは、多賀町にある特別養護老人ホーム「多賀清流の里」です。
施設によりますと、今月3日以降80歳代から90歳代の入居者と職員、合わせて19人に下痢や嘔吐などの症状が現れました。
そのうち、入居者4人と職員1人にノロウイルスの感染が確認され97歳の入居者の女性が死亡しました。
女性は肺炎を起こしていて、、今のところ、死亡とウイルスとの関係は分かっていません。
【施設の会見】
「感染しないように、予防をしていたけど、結果的にはおひとり亡くなられて、ご家族に対しては申し訳ないと思います。」
今も、入所者7人が症状を訴えていて、うち一人が、入院しているということです。
滋賀県では、7日にも、幼稚園で、ノロウイルスと疑われる集団感染が起きています。
例年よりも、猛威を振るっているため手洗いなどの注意が必要です。
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