大阪市阿倍野区でネパール人の男性が殺害された事件で、大阪地検は、新たに男1人を殺人罪で起訴し、女1人を不起訴処分としました。
この事件は、先月、大阪市阿倍野区で、ネパール国籍のビシュヌ・プラサド・ダマラさん(42)が殴る蹴るの暴行を受け殺害されたもので、男女4人が逮捕されました。
大阪地検は、すでに白石大樹被告ら2人を殺人罪で起訴していて、10日、新たに伊江弘昌被告(21)を起訴しました。
一方で、無職の女(21)を、嫌疑不十分で不起訴処分にしました。
伊江被告らは、「財布から現金を奪った」と供述し、警察は、窃盗容疑で再逮捕する方針です。
ダマラさんの妻は、「主人の死がショックで亡くなった高齢の親戚もいる。1人の命を奪った罪がどんなに重いものかを考えて欲しい」とコメントしています。
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