意識不明になった生後9ヵ月の娘を放置し死なせたとして逮捕された両親が、「ベッドで一緒に寝ていたら落ちた」と供述していることが分かりました。
保護責任者遺棄致死の疑いで逮捕された静岡県の無職、安永悠容疑者(34)と妻の美幸容疑者(33)は、生後9ヵ月の娘・恋ちゃんが意識不明になったにも関わらず、放置して死なせた疑いがもたれています。
12日未明、親族からの通報を受けた警察が奈良県天理市のレジャー施設で夫婦と恋ちゃんを見つけました。
司法解剖の結果、恋ちゃんの死因は頭を強く打ったことによる硬膜下血腫だったことが分かりました。
調べに対して悠容疑者は「大阪府大東市のラブホテルのベッドで一緒に寝ていたら恋ちゃんが落ちた。家族で無理心中をしようと病院に連れて行かなかった」と容疑を認めています。
また美幸容疑者は「死ぬつもりはなかったが、夫に従った」と容疑を認めています。
↧