神戸市の老人ホームで入居者に虐待したとして介護福祉士の男ら3人が逮捕された事件で、被害者の女性が去年の夏ごろにも鎖骨やあばら骨を骨折していたことがわかりました。
虐待が長期にわたって行われた疑いもあります。
介護福祉士の松田光博容疑者(40)と島田淳子容疑者(39)、ヘルパーの節句田穣容疑者(24)の3人は、神戸市西区の老人ホームで入居者の女性(73)の顔を平手打ちにするといった暴行を加えたとして逮捕されました。
警察は14日、3人が勤務していた「はぴね神戸学園都市」を4時間以上にわたって家宅捜索しました。
【老人ホームを運営する「ケア・リンク」昆野仁社長】
「研修が十分でなかったかもしれない。会社としては警察の考えと動きに全面協力する」
調べに対して松田容疑者は暴行を認めていますが、他の2人は「介護のためだった」などと容疑を否認しています。
一方、この73歳の女性が同じ老人ホーム内で骨折していたことが関西テレビの取材でわかりました。
女性の家族によりますと、去年の夏ごろ女性の腕が上がらなくなったため病院で検査したところ、鎖骨やあばら骨が折れていたということです。
こうした事態を不審に思った家族は、「まさか」と思いながらも、先月、老人ホームに隠しカメラを設置したということで、その映像で松田容疑者らの虐待行為が発覚しました。
警察は、虐待が長期間にわたっていた疑いもあるとみて、骨折について傷害容疑も視野に捜査を進めています。
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