神戸市の異人館を改装したレストランが全焼した火事で、火元は火の気のない1階の客席だった疑いが強いことが分かりました。
14日未明、神戸市中央区北野町にある「旧グラシアニ邸」を改装したレストランで火事がありました。
7時間半にわたる消火活動が行われましたが、木造2階建ての建物・およそ330平方メートルを全焼しました。
この建物は築100年以上の邸宅で、神戸市の「伝統的建造物」に指定されていました。
現場では、15日朝から警察と消防による実況見分が行われました。
調べによりますと、1階北西部分の客席が激しく燃えていて、この付近から火が出た疑いが強いということです。
出火当時は無人の状態で、客席に火の気はありませんでした。
1週間前にも勝手口付近で不審火があり、警察は放火の疑いもあるとみて調べています。
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