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「君が代」斉唱を口元チェック 維新府議は”場違い”言動

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大阪府立高校の卒業式で、君が代斉唱の際に校長が教職員の口の動きを監視させ、実際に歌っているかどうかを確認していたことがわかりました。 また、君が代の起立斉唱を巡って、大阪維新の会の府議会議員の場違いな言動も明らかになっています。 今月2日に卒業式が行われた大阪府立和泉高校。 中原徹校長が教頭らに指示し、君が代斉唱時に約60人の教職員が実際に君が代を歌っているかどうか、口の動きを見てチェックさせていたことがわかりました。 起立をしなかった教職員はいませんでしたが、中原校長は3人が口を動かしていなかったことを確認。 大阪府では条例に基づいて、君が代斉唱時に教職員は起立・斉唱するよう職務命令が出されているとして3人を校長室に呼び出しました。 このうち、教員1人が歌わなかったことを認めたため、中原校長は教育委員会に報告したということです。 【中原徹 校長】 「たまたまうちの学校が不斉唱にまで意識したから出てきた問題で、たくさんいると思う。歌っていないという人は」 この対応を橋下市長は絶賛。 【橋下徹 大阪市長】 「口元を見るなんて当たり前。中原校長の行動が問われれば、職務命令を忠実に守っている。当たり前と言えば当たり前だが、よくそこまでやってくれた」 しかし、徹底したチェックに、生野照子教育委員長は「口が動いているかで処分を決めるのは、条例をないがしろにしかねない」と批判。 識者からも批判の声も上がっています。 【大阪教育大学 米川英樹教授】 「かなりひどいやり方だなと思いました。先生方が委縮してしまって自分の気持ちに率直に教育できなくなるのではないか。校長の方を向いて教育していく、生徒の方を向いて教育しないという形が出てくるんじゃないか」 一方、守口市にある府立高校で開かれた卒業式では、来賓として招かれた大阪維新の会の西田薫府議が、卒業生を前に「ルールを守れない教職員がいることをお詫び申し上げます」と、祝辞も述べずに、君が代斉唱時に起立しなかった教職員の話をしていたことがわかりました。 【校長】

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