大阪府羽曳野市の公立中学の男性教師が、競艇場でレースを観戦しながら通信簿を付けていたことが分かりました。
通信簿には4か所の記載ミスがありました。
【学校会見】
「大変申し訳ございません」
羽曳野市立峰塚中学校の58歳の男性教師は、今月10日、福井県で開かれた柔道大会に遠征した際、空き時間に競艇場に行きました。
その際、男性教師は38人分の通信簿を持ち込み、舟券を買ってレースを観戦しながら10段階の評価などを記入していました。
生徒の評価は周りからも見える状態だった上に、レースに熱中していたのか、通信簿には記載ミスが少なくとも4か所ありました。
【学校会見】
「スタンプを、逆向きにしたのが、三か所程度、数字の押し間違いが一カ所」
【生徒】
「生徒の気持ちになって、勉強を教えてるから、よかった。うそーと思った」
【保護者】
「3年間、ホント、お世話になっていたので、いい印象を持っているので、ちょっと考えられないです」「まだ、受験も後期の子は終わっていないので、色んな影響が心配」
男性教師は、「時間がなくて持ち出した、ご迷惑をおかけして申し訳ない」と話していて、大阪府教育委員会は処分を検討しています。
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