東日本大震災で発生したがれきの受け入れを表明している京都府舞鶴市で、地元住民への説明会が開かれました。
この説明会は、がれきの最終処分場に近い地元の自治会が要望して開かれたものです。
今月の市議会でがれきの受け入れを表明した舞鶴市の多々見市長は、受け入れるのは放射線量が一般廃棄物の基準と同等以下のものに限ると強調し、住民に理解を求めました。
【多々見良三市長】
「決して舞鶴市に汚染されたものを持ってくるのではありません。我々の自治体の処理能力に身の丈に合った量で少しでも手伝いたい」
住民からは事前の説明が無かったと反発もありましたが、「安全が守られるなら協力したい」という声もあがりました。
市役所には受け入れ反対の意見が100件ほど寄せられていて、多々見市長は粘り強く説明したいとしています。
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