歴史ある希少な書物をずらりと並べた展示即売会が、京都で始まりました。
目玉は、5040万円の本です。
西暦1500年ごろに発行されたダンテの「神曲」、126万円!
伊能忠敬率いる測量隊が書いた直筆地図は1200万円です。
京都市左京区で開かれている古書の展示即売会。
日本のみなららず、アメリカやイギリスで古書を扱う店が自慢の骨董本や絵画を出品しています。
中でも注目を集めているのは「嵯峨本」。
江戸時代初期に刊行されたもので、豪華な細工が施された紙に随筆『徒然草』が書かれています。
状態も非常に良いため値段はなんと税込5040万円!
すでに商談が進んでいるというから驚きです。
【客】
「ただ見るだけです、こんなに高いものは、手が出ません」
「本当にあるのかどうかも分からない本もずいぶんあるので、勉強になります」
この展示即売会は「みやこめっせ」(京都・左京区)で25日まで行われています。
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