京都府は関西電力の高浜原子力発電所で事故が起きた場合の、放射性物質の拡散予測を公表しました。
京都市内でも24時間で内部被ばくの積算線量が50ミリシーベルトを越える場合があるということです。
拡散予測データはSPEEDIを使い高浜原発で事故がおき福島第一原発の事故と同程度の放射性物質が放出されたことを想定し算出されました。
去年の気象データから月別に最も出現頻度の高い気象条件を考慮した場合、条件によっては緊急防護措置区域の30キロ圏内を超えて京都市右京区でも24時間の内部被ばくの積算線量が50ミリシーベストを越えるということです。
【京都府・山田啓二知事】
「このデータをみると円の緊急防護措置区域の設定というのは意味がないとつくづく感じる。そうしたことを踏まえてモニタリングシステムとかの配備を検討するべき」
京都府は今後、ホームページでデータを公開することにしています。
↧