神戸と名古屋を結ぶ新名神高速道路の計画区間のうち、着工が凍結されていた2区間について、今月中にも凍結が解除され、全線で着工されることになりました。
新名神の計画区間のうち、滋賀県大津市と京都府城陽市の間と、八幡市と大阪府高槻市の間の2区間、35キロは、京滋バイパスや第二京阪と並行していて採算がとれないとして、2003年に事業が凍結されていました。
しかし、東日本大震災の経験から災害時の物流網としての重要性を再認識したとして、1日、前田国土交通大臣が凍結解除の方針を明らかにしました。
既に開通している区間と既に工事が進められている区間と合わせてこれで新名神は全線で着工されることになります。
【松井一郎・大阪府知事】
「今まで止められていたのがおかしな話で、やっとこれで動き出す」
事業費はおよそ6800億円で全額NEXCO西日本が負担し、税金は投入しないということです。
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