12月8日は、70年前に太平洋戦争が始まった日です。
大阪では、市民グループが戦時中に徴兵のために出された「赤紙」を配り平和の尊さを訴えました。
大阪・難波では、母親たちでつくる市民グループのメンバーが道ゆく人に「赤紙」を印刷したビラを手渡しました。
「赤紙」は、太平洋戦争中に日本軍が徴兵のために出した召集令状で、この紙一枚で多くの若者が強制的に戦場へと送られました。
ビラには、そうした人々に思いを馳せて、あらためて平和の尊さをかみしめて欲しいという願いが込められています。
【男性(80)】「(赤紙が)ウチの親父のところに来たので、それを見ました。国の為ってみんな言ってるけど、実際身内になってみたらたら、大変だったと思います。」
【母親】「息子を育てていますけど、死にに行くようなものだから、ちょっと嫌です」【息子】「いや!」【母親】「いやだよね」
市民グループは、「戦争を知らない世代が大半になったので、ぜひ家庭でも語り継いでほしい」と話していました。
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