医療用の注射器を覚醒剤の密売人に販売したとして、56歳の無職の男が逮捕・起訴されました。
和歌山県警が押収した2800本の注射器。
「注射器の密売人」を検挙するのは、和歌山県警では初めてだということです。
薬事法違反の罪で起訴されたのは、大阪市城東区の無職・横山一郎被告(56)です。
横山被告は去年8月、医療用具の販売許可を受けずに、自宅近くの路上で覚醒剤の密売人に注射器280本を密売したとされます。
去年9月に逮捕された覚醒剤の密売人の供述から、犯行が発覚しました。
横山被告は、警察の調べに対し容疑を認めていて、「他にも15万本を密売し、2000万円ほどの売上があった」とも話していることから、和歌山県警が裏付けを急いでいます。
↧