20日、京都の「東映京都撮影所」のスタジオが全焼した火事で、出火元とみられる電源設備が長年更新されていなかったことがわかりました。
20日昼過ぎ、京都市右京区の「東映京都撮影所」のスタジオから出た火は、16時間半後の21日午前6時ごろようやく消し止められました。
この火事で、1957年に建設され数多くのドラマや映画が撮影されたスタジオ、約1300平方メートルが全焼しました。
これまでの調べで、火事の前、従業員がステージに電気を送るスイッチを入れた直後に、漏電を知らせるアラームが鳴ったことがわかっています。
このスタジオでは、長年電源設備が更新されておらず、警察などは「電源設備の老朽化」が出火の原因となった疑いもあるとみて、今後現場の実況見分を行うことにしています。
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