関西電力は、この夏に家庭での節電を促すため、昼のピーク時間を高く、夜間を安く設定した新たな料金プランを導入することを決めました。
関西電力は22日から管内の各自治体に幹部を派遣して、この夏の15%以上の節電に協力を求めています。
そこで、節電を促すために7月から導入する家庭向けの新たな料金プランを説明しました。
新たな料金プランでは、平日の場合、午後1時から午後4時までをピーク時間とし、電気代は1kW当たり52.82円と、これまでの約2倍になります。
またピーク時間の前後にあたるオフピーク時間も少し電気代は高くなりますが、その代わり夜間の料金は8.19円と安く設定されています。
このプランは申し込み制で、土日と10月以降はピーク時間の設定はありません。
従来のプランは、時間帯に関わらず単価が一定のため、新たなプランでうまく夜間に利用を移せれば、電気代は安くなる計算ですが…。
【街の人】
「夜間は寝てる時間でしょ。電気を使わない時間。多分申し込まない」
「昼間はぶらぶらして涼んで夜絶対クーラー入れるから、こういう方がいいなと思う」
関西電力は、2万口から4万口ほどがこのプランに申し込むと見込んでいて、「節電につながれば」と話しています。
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