見知らぬ企業どうしをマッチング。
中小企業自慢の製品をズラリと並べ、新たなビジネスチャンスを生み出すイベントが大阪で始まりました。
傘についた水滴を取り除く機械に…、こちらはこの夏注目の省エネLEDライトです。
インテックス大阪で行われているこの展示会は、普段は関わりのない業種の中小企業どうしが直接関係を持つことで、新たなビジネスチャンスを作ってほしいと開かれました。
【中小機構 新事業支援部・柿沼文彦 審議役】
「普段作っている製品の新しい販売先を見つけるのはなかなか難しいと思う。出展されている中小企業どうしがいろんな形で交流して新しいビジネスを作っていく」
会場には、日本のモノづくりを支える全国510の中小企業が作った「スグレもの」が披露されています。
この機械は電動の抹茶立て機。
和歌山県の金属加工業者が開発しました。
【赤井工作所・中道真次 設計課長】
「ある抹茶カフェのオーナーから、アルバイト店員が腱鞘炎になるということで、こういう装置の依頼を受けて作ってみました。和の心なんでこんな機械を作っていいのか心痛めましたけど」
【見学に来た印刷業者】
「普段は他業者とはお付き合いがないですけど、うちもいろいろ見て回って何か参考になればなと思いました」
このイベントは、6月1日までインテックス大阪で開かれています。
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