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再稼動”容認” 関西広域連合の限界?

大飯原子力発電所の再稼働に向けて政府の動きが最終局面に入っていることについて大阪市の橋下市長は1日、「負けた」と述べました。 背景には、関西広域連合がまとまりきれなかった現実があります。 【大阪市・橋下徹 市長】 「負けたと言えば負けたと思われても仕方ない」 「権限は僕にはないが、反対し続けなかったということについては責任も感じています」 橋下市長は1日、大飯原子力発電所の再稼働問題について、このように話しました。 関西広域連合は、これまで前面に出していた「反対」姿勢を一転、再稼働を「事実上容認する」声明文をおととい発表しました。 その内容は…『大飯原発の再稼動については政府の暫定的な安全判断であることを前提に、限定的なものとして適切な判断をされるよう強く求める』 【街の人】 「限定的なものとして…何言っているか分からない」 「え、だからどうなん?という話ですよね、ごまかされているような気がする」 「分かりにくい、イエスかノーかはっきりしてほしいですね」 読む人が首をかしげる関西広域連合の「声明文」。 再稼働について「限定的なもの」とありますが、何を限定するのかは一切書かれていません。 作った本人たちの中でも解釈は異なります。 【大阪府・松井一郎 知事】 「どの部分を限定させると言うなら、僕は『期間』しかないと思います」 【滋賀県・嘉田由紀子 知事】 「私は限定的『期間』、それから限定的な『対象』、3・4号機ということで、それよりさきという意味は私自身は込めていません」 曖昧に作られた文章は、広域連合に入る9つの自治体がお互いに配慮しあった結果でした。 【橋下市長】 「知事や市長の思いがバラバラなので、まとまったところは出そうという事になった」 【松井知事】「『期間限定』という風にどうでしょうか?と申し上げた、『限定』でいいじゃないですか』と他の知事からの発言があった」 【京都府・山田啓二 知事】 「団結する上でも最大公約数でまとめることが必要だった」 広域連合に入って

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