兵庫県警　逮捕した少年を釈放

兵庫県加古川市で中学校に爆破予告の電話をかけたとして逮捕された少年が実際は電話をかけていない可能性が強まり兵庫県警は少年を釈放しました。 先月２９日夜、加古川市内の中学校に「今から爆破する」という電話がありました。警察は、加古川市内のショッピングセンターにいた少年（１５）から事情を聞いたところ「自分がやった」と話したことや少年の携帯電話の通話記録から３０日、少年を脅迫の疑いで逮捕しました。しかし、その後少年が「自分はやっていない。友人をかばっていた」と言い出したため当時一緒にいた友人（１５）から改めて事情を聴いたところ「自分がやった」と話したということです。このため警察は１日夜、少年を釈放しましたが「容疑性はゼロではなく誤認逮捕ではない。今後、慎重に真実を解明していく」とコメントしています。