大阪市の橋下市長は、補助金を打ち切りを示していた大阪人権博物館「リバティおおさか」について、8月以降も補助金を支給すると明言しました。
大阪市は現在、8月以降の予算の編成作業を進めていて、2日の会議で差別や人権に関する展示を行う「リバティおおさか」について議論されました。
橋下市長はこれまで「展示内容に子どもが希望を持てない」として、8月をもって補助金を打ち切る方針を示していましたが、事業を整理する期間が必要との理由から、およそ2600万円を支給すると明言しました。
しかし、来年度には補助金を打ち切るとしています。
会議ではそのほか、空調や照明をコンピューターで制御し電力の使用量を削減する「BEMS」というシステムを一部の区役所で導入する案も示されました。
橋下市長は来月上旬をめどに予算案をまとめ、臨時議会に提案します。
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