京都府亀岡市で無免許の少年の車にはねられ10人が死傷した事件の遺族らが危険運転致死傷罪の適用を求める署名活動を行っています。
京都市の四条河原町周辺では厳罰を求める遺族らの呼びかけに対し多くの人が足を止め署名に参加していました。
【松村幸姫さんの父・中江美則さん】
「サインすることしかできないけど頑張ってくださいと(言われた)ちょっとは報われるかな、娘が。やってとかったなと思っています、続けていきます、よろしくお願いします」
亀岡市で集団登校の列に車が突っ込み10人が死傷した事件で自動車運転過失致死傷罪で家裁に送致された少年に対し遺族らは危険運転致死傷罪の適用を求めています。
2日は飲酒トラックの追突事故で、娘2人を亡くした井上保孝さんらも駆けつけ活動に参加しました。
【井上保孝さん】「私たちみたいな同じような思いをしてきた人間に、できることがあれば協力していきたい」
署名活動は3日も予定されていて、四条河原町やJR亀岡駅前などのほか亡くなった松村幸姫さんの親族が暮らす福岡県内でも行われます。
集まった署名は今月5日に京都地検に提出されるということです。
―危険運転致死傷罪適用を求める署名活動(予定)―
【日時】6月2日(土)、3日(日) 午前10時~午後7時
【場所】京都四条河原町周辺、JR亀岡駅前など
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