大阪・ミナミで、脱法ハーブを吸ったとみられる男が軽自動車で歩行者2人にケガをさせた事故で、男の衣服の中から脱法ハーブとみられる植物片が見つかりました。
2日午後9時半、大阪・東心斎橋で歩道に乗り上げ、女性2人にけがを負わせた車。
運転手がアクセルを踏み続けているのか、白い煙があがります。
【目撃した人】「(男は)おかしいなという感じ。普通じゃなかった」「(警察官が)『何かやってたんか?』と聞くと、『脱法ハーブやってました』と言っていた」
自動車運転過失致傷の現行犯で逮捕された、堺市の拝藤俊一容疑者(26)は、調べに対し「脱法ハーブを吸って運転していた」と供述していて、ズボンのポケットからは脱法ハーブとみられる植物片が見つかりました。
警察は、拝藤容疑者の尿を鑑定するとともに、自宅や車を捜索しています。
また拝藤容疑者は「事故の記憶がない」とも供述していて、警察は拝藤容疑者が事故当時、正常な運転ができない状態だったとみて調べています。
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