北港処分地での震災がれきの最終処分については、大阪府でも、専門家を交えた検討会議を開き、国の安全評価を妥当であると判断しました。
会議は先週、環境省が被災地で発生したがれきの焼却灰について、北港処分地に埋め立てることの安全性を認めたことを受け開かれました。
会議では、環境省などの担当者が府が定めた基準内の焼却灰であれば、北港処分地で処理しても問題ないとの国の評価結果を説明、出席した専門家は妥当であると判断しました。
また、専門家からは、大阪の府と市に対し、周辺の風評被害を未然に防ぐため、連携して対策をとるよう注文が出されました。
府と市では今後、試験焼却や住民への説明会などを行い、十分な理解を得たうえで、秋にもがれきの受け入れを開始したいとしています。
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