関西電力大飯原子力発電所について地元おおい町の時岡町長は再稼働への同意を福井県の西川知事に伝えました。
知事は近く国に判断を伝える予定です。
午後4時、福井県庁を訪れたおおい町の時岡忍町長。
【時岡忍おおい町長】「長年、立地町として消費地への電力供給を担い、国のエネルギー政策に協力してきた町としての責任を果たすべきだという思いです」
【西川知事】「関西電力の対応の確認などもあり、そのうえで検討して最終判断を行いたい」
時岡町長は西川一誠知事に、大飯原発3号機と4号機の再稼動に同意する考えを伝えました。
一方、午前中に開かれた県議会の全員協議会。
【県議】「滋賀県・京都府につながる避難経路の確保など、広域的・現実的な避難方法を、国と協力して早急にとりまとめるべきだ」
【西川知事】「隣県等との広域避難計画は今後、国が示す方向性みながら相互に協力していく必要がある」
質問に答えた西川知事は、最終的に県議会から判断の一任をとりつけ、再稼働の前提となる「地元の同意」が事実上まとまりました。
【地元・おおい町の人】「一概にダメとかハイとか言いにくい」「電気がなくなったら都会の人はどうするのか。反対ばっかりしてはダメ。私は大賛成」
夏限定の再稼働を主張している大阪市の橋下市長は―。
【橋下市長】「地元だけでなく、関西全体も日本全体も大切です。だから、暫定的な安全との認識は共有しないといけない。関西全体、日本全体で原発問題は考える段階に移らないといけない」
西川知事は今週中に、野田総理へ同意を伝える予定です。
その後、政府は関係閣僚会合を開いて、大飯原発の再稼動を最終決定する方針です。
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