大阪教育大学附属平野小学校で20日、児童23人が病院に搬送されことについて、大阪市の保健所は、熱中症が原因だった可能性があるとの見方を示しました。
20日、5年生の児童23人が授業中に体調不良を訴え病院に運ばれた大教大附属平野小学校は、21日保護者集会を開き、当時の状況などを説明したということです。
児童が生のキャベツやゆでたキャベツを食べた後で体調不良を訴えたため、保健所は食中毒の疑いもあるとして調査を始めましたが、現段階で食中毒を示す情報はないということです。
大阪市健康局健康推進部近藤孝幸保健主幹は「特に取扱いに不衛生なところは事情を聴く限りない」と話しました。
当時、換気扇のない教室で8台のガスコンロが一斉に使われていたことなどから保健所は熱中症などの疑いもあるとみて、調査を進めています。
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