大阪府富田林市で高齢者に暴行を加え大けがをさせた疑いで、高校生の少年ら5人が逮捕されました。
少年らは同様の犯行を繰り返していて「中学卒業の思い出作りでやった」と話しています。
傷害の疑いで逮捕されたのは、富田林市に住む、高校1年生の少年ら5人です。
少年らはことし1月、富田林市若松町の路上で散歩中の83歳の男性を蹴り倒した上、暴行を加え、肋骨を折る大ケガをさせた疑いが持たれています。
【藥井香名枝記者】
「少年らは人気の少ない時間帯を選び複数で高齢者に暴行していました。」
さらに少年のうち3人は、別の仲間と共に市内で高齢者の男性を狙った傷害事件を3件繰り返していたということです。
調べに対し少年らは、「中学卒業の思い出作りだった」「年寄りを殴ってスカッとした」などと話し容疑を認めています。
少年らのグループは、このほかにも今年1月から4月にかけて、市内で大学生の男性2人に暴行を加え現金を奪ったり車イスを盗んだりしていて、警察は合わせて8人を逮捕しました。
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