大阪・ミナミで男女2人を殺害したとして逮捕された男に対し、精神鑑定を行うための鑑定留置が決まりました。
無職の礒飛京三容疑者(37)は先月10日、大阪ミナミで南野信吾さん(42)と佐々木トシさん(66)を包丁で執拗に刺して殺害した疑いがもたれています。
警察によりますと礒飛容疑者は逮捕当時、「自殺するために包丁を買った」と供述していましたが、その後、「幻聴のまま包丁を買った」と話すなど、供述内容が一貫していませんでした。
このため大阪地検は、責任能力などを調べるための精神鑑定が必要と判断して大阪地裁に鑑定留置を請求し、約3ヵ月間の鑑定留置が認められました。
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