先月、大阪・ミナミで脱法ハーブを吸った男が車で暴走し、2人にけがをさせた事件で、警察は、男をより最高刑の重い「危険運転致傷容疑」に切り替えて検察に追送致しました。
堺市の土木作業員、拝藤俊一被告(26)は先月、大阪・心斎橋で車を暴走させ、女性2人にけがをさせたとして、自動車運転過失致傷の罪で起訴されました。
その後の調べで、警察が拝藤被告から押収した脱法ハーブとみられる植物片を鑑定したところ、大麻によく似た成分が含まれていることが新たにわかりました。
これまでの調べに対し拝藤被告は「脱法ハーブを吸っていた」と供述していて、警察は、拝藤被告が運転の直前に脱法ハーブを吸ったことで正常な運転ができない状態になったと判断。
より最高刑の重い「危険運転致傷容疑」に切り替えて、大阪地検に追送致しました。
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