京都の夏を彩る祇園祭は17日、大一番の山鉾巡行を迎え、華やかな山や鉾が都大路を練り歩いています。
先頭の長刀鉾に乗り込んだお稚児さんが太刀を抜きしめ縄を切り落とすと、山や鉾がコンチキチンの音色とともにゆっくりと進みます。
重さ10トン以上ある鉾が、交差点で90度向きを変える「辻まわし」が行われると見物客は熱心に写真を撮っていました。
ことしは幕末に火災で焼けた「大船鉾」がおよそ150年ぶりに復元され、最後尾の33番目に登場します。
17日の京都市内の最高気温は36度とこの夏一番の暑さが予想されていますが、京の街は暑さを吹き飛ばすほどの熱気に包まれていました。
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