徳島県上板町では、藍染の原料となる葉を天日干しする「藍粉成し」の作業が始まっています。
徳島県上板町で始まった藍粉成しの作業は、まず、刈り取った藍を機械で細かく裁断します。
そして、大型の扇風機で強い風を当てると重い茎が手前に落ちて、軽い葉だけが集まります。
今年は、苗を植えた春に適度な雨に恵まれたため、艶のある良質な葉が収穫できたということです。
集められた葉は、庭先いっぱいに広げて2日間天日に干した後、秋から冬にかけて醗酵させ、美しい色を出す染料「すくも」に仕上げられます。
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