ロンドンオリンピック、アーチェリー女子団体で、日本が銅メダルを獲得しました。
実はこの快挙、本人たちが予言していました。
ロシアとの3位決定戦にのぞんだアーチェリー女子団体。
トップバッターをつとめたのは、近畿大学出身の蟹江美貴選手、4点差から同点に追いついた最終の第4エンドで高得点を決めます。
続く近畿大学3年生の川中香緒里選手も高得点でロシアにプレッシャーをかけます。
そして、最後はエース早川。
日本が女子アーチェリー史上初のメダル獲得。
笑顔のチームワークで初の銅メダルを獲得しました。
【蟹江選手】
「メダル持って帰ると言っていたので…」
実は、蟹江選手、オリンピック前のアンカーの取材で自信を見せていました。
【蟹江選手(今月6日)】
「メダルを持って帰ってこれるうよう頑張ります」
夢を実現させた3人、地元も歓喜にわいています。
川中選手の地元鳥取県琴浦町では、町民が集まり、深夜の試合ではなく午前9時から録画を観戦しました。
【観戦している市長】
(ロンドンで応援した川中選手の父親からの電話を受けて)
「結果がわかっとるもんで安心して見とります」
それでも、メダル獲得のシーンには大喜びです。
【観戦した町民のみなさん】「バンザーイ!」
【川中選手の母親・範子さん】
「胃が飛びでそうでした、うちの子でないようなテレビで芸能人を見ているような感じ」
蟹江選手の母校で同じアーチェリー部に所属し、現在は監督になっている新海彩さんは…。
【新海彩さん】「本当に涙が出ました、今まですごいプレッシャーの中で戦ってきたと思うので「お疲れさま」と伝えたい」
二人を指導する近畿大学の山田監督は教え子の快挙に声をつまらせました。
【近畿大学洋弓部・山田秀明監督】
「やっと…メダルを取れたというのが正直な気持ち、かなり長い年月をかけてオリンピックでメダルをとりたいと考えてきた中でやっと取れたっていうのが本心です」
【早川選手】
(Q(メダルは)重たいですか?)
「重いです
↧