大阪ミナミの「道頓堀」に巨大なプールを作るプロジェクトが動き始めました。
3年後の完成をめざしています。
容赦なく照りつける太陽。
どんなに薄着をしても汗が止まりません。
【記者】
「真夏の暑いこんな日は、水着に着替えて道頓堀でプール。そんな休日の過ごし方が実現するかもしれません」
作家の堺屋太一さんが今年1月に打ち出した「大阪10大名物案」のひとつ、「道頓堀をプールにしよう」という計画が、実現に向けてついに動きだしました。
道頓堀川に東西約1kmにわたって防水性の布を浮かべ、12m~15m幅の特設プールに変身させるこのプロジェクト。
周辺の店舗などと連携して『トンボリ・プールサイド・アベニュー』と名づけた水辺の街づくりを進めます。
そして、道頓堀ができて400年となる2015年の夏、「世界遠泳大会」を開催し、プールを一般開放する予定です。
【堺屋太一さん】
「すばらしいものをつくるという芸術的チャレンジが必要なんです」
【親子】「すごいね」「行きたい!」
【男性】「かわいい女の子が水着でいれば客が入るのでは」
【女性】「来ない」「見世物みたいになるので」
税金を使わずに世界的な観光名所を作るという触れ込みの道頓堀のプール。
設置までに30億円ほどかかるため、今後、費用集めという大きな課題が残されています。
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