東大阪市と隣接する大阪府八尾市で14日、5件続けて不審火がありました。
付近では先月から不審火が相次いでいて、警察は連続放火の疑いがあるとみています。
5件の不審火から一夜明けた15日、現場では警察と消防による実況見分が行われました。
1件目は14日正午ごろ、東大阪市大蓮東で起きました。
住宅1棟が全焼しましたが、住民は外出していてけが人はいませんでした。
【避難した隣人】
「プロパンガスボンベがバーンとものすごく飛んで、こんなになると思ってなかったから(荷物を)置いたままで逃げていた」
【救急隊員】
「あれ何?向こうで煙上がってる」
【消防隊員】
「うそやん!」
その後、隣接する八尾市の作業所や、付近の空き家で次々と火の手が上がり、約2時間の間に5件の不審火が相次ぎました。
いずれもけが人はいませんでしたが、連続する不審火に住民は不安を募らせています。
【近くに住む女性】
「注意といっても仕様がないですものね、突然来て知らん間にこんなん(放火を)やっていくってゆうのは」
【先月不審火に遭った女性】
「怖いやっぱり。私のところもこの間、洗濯機が燃えて、放火ちゃうかという話も(警察から)聞いたけどね」
14日の5件のほか、先月中ごろから東大阪市や八尾市、大阪市平野区で9件の不審火が確認されています。
いずれも昼から夕方にかけてゴミなどから出火していて、警察は同一犯による連続放火の疑いがあるとみて捜査しています。
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