大阪府和泉市で来年度の市民税を5パーセント減税する条例案が、市議会の委員会で可決されました。
条例案は、和泉市議会の委員会で賛成多数により可決されました。
和泉市の辻宏康市長は去年、市民税を10パーセント減税する条例案を提出しましたが、財源不足を理由に否決されました。
辻市長は今年、人件費の削減などで約4億4000万円の財源を捻出できたとして、減税幅を5パーセントに引き下げた案を提出しました。
15日の委員会では「5パーセントの減税では非課税の低所得者層が恩恵を受けられない」という反対意見も出されましたが、賛成意見が多くを占め条例案は可決されました。
条例案は、今月25日の本会議で可決・成立する見通しです。
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