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「入札」と吹田市が虚偽報告 市長関連会社に2250万円

大阪府吹田市が、市の庁舎に太陽光パネルを設置する工事を入札せずに、市長と関係の深い企業に約2250万円で発注していたことがわかりました。 吹田市は今年3月、環境省の『グリーンニューディール基金』を使って庁舎に太陽光パネルを設置しました。 吹田市は130万円以上の工事については入札で業者を決めることを義務付けていますが、市はこの手続きをせず、市内の電気工事会社と単独で随意契約をしました。 この会社は井上哲也市長の後援企業で、約2250万円で契約しました。 【吹田市・井上哲也 市長】 「あってはならないことだと思っています。言い訳になるが、単独随意契約という認識がなかった」 市は「入札する時間がなかったため、随意契約にした」と説明していますが、国に対しては「一般競争入札で実施した」とウソの報告をしていました。 井上市長は大阪維新の会の顧問を務めていて、維新の会・代表の橋下徹大阪市長はこの問題を受け、「井上市長には一旦、顧問から身を引いてもらう」と話しました。 【大阪市・橋下徹 市長】 「大変不適切な契約だと思う。大阪維新の会が掲げる『随意契約は原則廃止、公正性を大事にする』という方針から外れた形になっている」 また、維新の会・幹事長の松井一郎大阪府知事は、「チェックできなかった最終責任は井上市長にあり、党の除籍を考えている」と話しています。

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