大阪府吹田市の井上哲也市長の後援企業が、市役所の工事を単独の随意契約で受注していた問題で、この企業が、ほかにも7件の工事を随意契約で受注していたことが分かりました。
【井上哲也吹田市長】
「最終的なトップは私ですから、もちろん責任はあります」
この問題は、吹田市が約2250万円で発注した庁舎の太陽光パネルの設置工事を、入札をせずに井上市長の後援企業が単独で随意契約していたものです。
1日、新たに、昨年度までの3年間に合わせて7件の電気工事を、同じ後援企業が随意契約で受注していたことが分かりました。
このうち、競争入札が義務になる、約444万円で発注した議員の出退表示板の取りかえ工事も、単独の随意契約で行われていたいうことです。
【井上哲也吹田市長】
「この件についても私は申し訳ないが知らなかった。今後はそういうことのないようにガバナンス委員会を開いて、職員の処分と自分の処分を含めて議論してもらいます」
一方、井上市長の男性秘書(47)が、この後援企業の関連会社の「専任技術者」として役員になり、年間120万円の報酬を受けていたことが分かりました。
建設業法は業者に、「専任技術者」を常駐させるよう定めています。
この秘書は、必要に応じて出勤する非常勤の状態でしたが、会社は大阪府に「常勤」とウソの届け出をしていました。
【井上哲也吹田市長 家城大心秘書】
「常勤なのか常勤でなないのかは分からない。(秘書業務のほかに)会社の仕事も100%できるだけの手伝いはした」
この秘書は、「現場に出向くことが可能で違法ではない」と話していますが、大阪府は、建設業法違反の疑いもあるとして、勤務実態を調べる方針です。
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