大阪府河内長野市の住宅の敷地にアスベストを含む大量の産業廃棄物を不法投棄したとして、51歳の男が逮捕されました。
廃棄物処理法違反の疑いで逮捕されたのは、住所不定のトラック運転手・浦辻和治容疑者(51)です。
調べによりますと浦辻容疑者は3年前、以前住んでいた河内長野市内の住宅の敷地内に、発がん性のあるアスベストを含む産業廃棄物などおよそ13トンを違法に捨てた疑いがもたれています。
浦辻容疑者は大阪府からの撤去指導にも従わず、先月、大阪府が行政代執行で廃棄物を強制撤去しています。
調べに対し、浦辻容疑者は「3、4年前から他人から預かり野積みしていた。中に何が入っているかは知らなかった」と供述しているということです。
警察は浦辻容疑者に廃棄物を預けた人物も不法投棄を認識していたとみて、今後、捜査する方針です。
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