大阪市立桜宮高校で、バスケットボール部の男子生徒が顧問から体罰を受けた翌日に自殺した問題を受け、橋下市長は桜宮高校体育科の入試を中止する考えを示しました。
橋下市長は15日、教育委員会に対し、来月予定されている桜宮高校の体育科とスポーツ健康科学科の入試を中止するよう要請しました。
桜宮高校では先月、体育科に在籍しバスケットボール部のキャプテンを務めていた2年生の男子生徒が、顧問から体罰を受けた翌日に自殺しています。
【橋下市長(16日朝)】
「絶対に犯してはならない一線を越えてしまったことも事実ですから、これまでの桜宮高校の伝統すべて断ち切るというところまでやらないと、新しく生徒をお迎えするわけにはいきません。校風・体質、そういうものは1回ゼロにする」
教育委員会は「受験生への影響が大きすぎる」として回答を保留し、今月21日に対応を正式に決定する予定です。
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