奈良県御所市の公立中学校でバスケットボール部とサッカー部の顧問2人が部員に対し、平手で頬を叩くなどの体罰をしていたことが分かりました。
御所市立御所中学校に勤める男子バスケットボール部顧問の28歳の男性講師は、去年4月から部員13人に対し、頬を平手で叩いたり、腹部を殴るなどの体罰をしていました。
男性講師は、この中学校に勤務し始めた3年前からバスケットボール部の顧問をしていて、練習中や対外試合の時など恒常的に生徒に体罰をしていたことを認めています。
【御所市教育委員会・森本弥寿則学校教育課長】
「本当に熱心に指導している先生」
「自分の行ってきたことが体罰で、大変なことをしてしまったと反省している」
また、同じ中学のサッカー部の顧問を務める26歳の男性教師も去年11月、男子部員の頬を叩き、鼓膜を損傷する全治3週間のケガを負わせていたことが明らかになりました。
市の教育委員会はサッカー部の顧問を厳重注意処分、バスケ部の顧問については、現在処分を検討しています。
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