南太平洋のソロモン諸島沖で起きたマグニチュード8.0の地震で、和歌山県串本町と那智勝浦町などで津波が観測されました。
<津波観測~6日午後8時現在>
和歌山県串本町 午後7時25分頃に10センチ
和歌山県那智勝浦町 午後7時16分頃に10センチ
東京都八丈島 午後6時22分頃に微弱
東京都小笠原諸島父島 午後6時14分頃に20センチ
【消防隊員】
「津波注意報でてまして!17時30分(到達)予想なんですよ」
【サーファーの男性】
「あ、そうなんですか?」
【消防隊員】
「この一帯ずっと回ってまして」
和歌山県那智勝浦町では、午後5時30分に約50センチの津波の到達が予想されていました。
消防隊員が、浜辺でサーファーなどに避難を呼びかけました。
【気象庁】
「(震源の)場所及び深さはサンタクルス諸島。深さ33キロと認められます。ソロモン諸島のラタで、0.9メートル(の津波を観測)」
日本時間の6日午前10時過ぎ、南太平洋のソロモン諸島沖でマグニチュード8.0の大きな地震が起きました。
この地震の影響で、午後6時に50センチの津波が予想された徳島市でも、海上保安庁の船が出動して避難を呼びかけました。
【避難した釣り人】
「何メートルの津波が発生したという事で(釣り)をやめた」
【警察】
「和歌山県の沿岸で津波注意報が発表されました」
同じく午後6時に50センチの津波が予想された和歌山市でも、紀の川の横を走る県道が津波で浸水する恐れがあるとして通行止めになりました。
気象庁は「津波は第一波が大きいとは限らず後続の波の方が高くなり、繰り返し襲ってくる恐れがある」として、引き続き警戒を呼び掛けています。
↧