兵庫県高砂市の山陽電鉄の踏切事故の影響で、一部の区間が不通となっていて、通勤客などに影響が出ています。
【記者中継】
「事故から一夜明けた今も、復旧作業が続いています。現在、大破した先頭車両にワイヤーがかけられ、撤去のために吊り上げられようとしています」
山陽電鉄は、始発から大塩と高砂の間で運転を見合わせていて、バスによる代替輸送を行っていますが、通常より大幅に時間がかかっています。
【通勤客】
「仕方ないですね。バスに乗って今から出社します」
「しんどいですね。遅れそうなら(会社に)電話します」
山陽電鉄は、夜通しで車両の撤去作業を続けていますが、運転再開は早くても夕方以降になるということです。
一方、逮捕されたトラックの運転手が勤務する運送会社は13日朝、会見を開き、謝罪しました。
【那須商会・那須義行社長】
「脱線事故によりまして、大変多くの皆さま方にご迷惑をおかけしたことをお詫び申し上げます」
【記者中継】
この後、運輸安全委員会の事故調査官が現場を訪れ、事故の原因を調査する方針です。
※情報は午前11時48分現在のものです。
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