くじらの町として知られる和歌山県太地町に、珍しいお客さんが現れました。
新たなアイドルの誕生でしょうか。
シーシェパードに揺れる太地町の港に集まった人たち。
視線の先に浮かぶのは、気持ちよさそうに泳いでいるオットセイです。
体長およそ1メートルのこのオットセイは、18日午後2時ごろ、漁港を訪れた人に発見されました。
【第一発見者は】「ちょっと遠かったから、だんだん近づいてきてオットセイだと分かった」
発見当時はぷかぷかと休んでいましたが、魚を2匹与えたところ、すぐにたいらげ、元気に泳ぎだしたということです。
【三軒一高・太地町長】「いついてしまったら大喜びです。(名前は)たいちゃん」
【くじらの博物館・切畑哲夫副館長】「通常は何頭かでいるので、一頭でいるのははぐれてしまったのかもしれない」
専門家によりますと、今は北の海から南下してくる時期だということですが、和歌山の海まで来ることは珍しいということです。
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