東日本大震災の教訓を生かして、大阪府と大阪市などの市町村が合同で地震と津波に備える大規模な災害訓練を行いました。
訓練には大阪府と府内の市町村から約7000人が参加し、松井知事はヘリコプターで緊急登庁しました。
この訓練は、休日の午後に東海・東南海・南海地震が発生し、従来の2倍の高さの津波を想定して行われました。
【松井知事】「府民に対し、ただちに高台または避難ビルの3階以上に移動し、安全の確保をお願いしております」
松井知事は大阪市の橋下市長らとテレビ電話で連絡をとりあい、状況を確認しました。
また、大阪湾に面した貝塚市では地震から40分後に6mの津波が到達する想定で、小学生と幼稚園児が高台にある小学校に急いで避難しました。
訓練は20日も行われ、船やヘリで府県をまたいで緊急物資を輸送するなど、自治体どうしの連携を確認する予定です。
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