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明石歩道橋事故 元副署長が無罪主張

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2001年、兵庫県明石市の夏祭りで11人が死亡した歩道橋事故で、強制起訴された明石警察署の元副署長の裁判が始まり、元副署長は無罪を主張しました。 事故から10年半の年月を経て、刑事責任を問われることになった元副署長。 遺族に対し謝罪の言葉を述べた後、「過失はなかった」と無罪を主張ました。 明石警察署の元副署長・榊和晄被告(64)は2001年の花火大会で警備を統括していましたが、ずさんな警備計画を承認し、当日も適切な指示を出さず、11人が死亡・247人が重軽傷を負わせた罪(業務上過失致死傷罪)に問われています。 神戸地検は榊被告を不起訴処分としましたが、検察審査会の議決によって全国で初めて強制起訴されました。 【2人の子どもを亡くした有馬正春さん】 「正直に話してほしい。10年が経ったけど『忘れました』とは言わないでほしい」 初公判で榊被告は、用意した紙を見ながら「事故を防止できず、非常に残念で申し訳なく思っています」と遺族に謝罪しました。 そのうえで「明石署でできることをやっており、警備計画を作成する立場にもなく過失はなかった」と無罪を主張しました。 事故をめぐっては現場にいた警察官らの有罪がすでに確定していて、警備を指揮していた責任者の過失が問われるのか注目されます。

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