東日本大震災の教訓を生かして、19日、大阪府と府内全ての市町村が参加した地震と津波対策の大規模な災害訓練が行われました。
「今、大津波警報が発令されました!」
マグニチュード8.7の大地震と、これまでの2倍の高さの大津波を想定した大阪府全体での災害訓練。
大阪湾に面した貝塚市では、地震発生から40分で高さ6mの津波が到達すると想定して避難訓練が行われました。
大阪府と大阪市、堺市はテレビ会議を開いて、知事と市長が情報共有を図りましたが…。
【松井知事】「大阪市の現状はいかがでしょうか、橋下市長」
【橋下市長】「こちらの声聞こえてないですか?…今、入りました?」
【橋下市長】(通信トラブルについて)「堺市と大阪市と大阪府できちんとできるように。最低限のコストだと思うので、しっかり整備を。きれいにつながるように」
橋下市長は、市内24区ごとの防災計画を充実するよう指示したうえで、より広い範囲での訓練が必要だと話しました。
【橋下市長】「大阪府民880万人が参加できる工夫を。たとえ5分でも10分でも、880万人府民がその時間帯に一斉の行動を意識するような訓練ができないか」
この合同訓練は20日も行われます。
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